Hudson Taylor(ハドソン・テイラー)- アイルランド出身のフォーク兄弟
ハドソン・テイラーの概要
Hudson Taylor(ハドソン・テイラー)はアイルランド、ダブリン出身の兄弟フォークデュエット。メンバーはHarry Hudson-Taylor(ハリー・ハドソン・テイラー)とAlfie Hudson-Taylor(アルフィー・ハドソン・テイラー)の2人。二人共ギター、ピアノ、パーカッション、ハーモニカなどマルチな楽器を演奏できる。2人の父親が音楽家で母親はダンサー。幼い頃から路上ライブを始め、UKのPolydor Recordsと契約した。2012年の8月にEP「Battles」を発売し、アイルランドのiTunesチャートで1位をマークした。UKチャートでは14位。2015年1月にはアイルランドとUKでデビューアルバム「Singin For Strangers」を発売。アルバム名は彼らが路上ライブをする時にいつも知らない人相手に歌っていたことが由来だ。
筆者感想
Hudson Taylor(ハドソン・テイラー)の曲はどれもメロディーがキャッチーで耳に残る。基本的にアコギ中心の楽曲なのでカントリー、フォークなどギターミュージック好きにはオススメ。アルフィーの声は少ししわがれたような渋い声、一度聞いたら彼の声だとすぐ識別できるようになる。上手さ以上に聞き手の心を揺さぶる。対象的にハリーは透きとおった声の持ち主。聴く人を心地よくさせてくれる。アルフィーの哀愁たっぷりなメインボーカルにハリーの美しいコーラスで完成形。シンプルな楽器構成が2人のボーカルを際立たせている。決してスタイリッシュなわけではないけれど、彼らの人柄が声や演奏ににじみ出て、聴く人を優しい気持ちにさせてくれる。Hudson Taylorはそんなバンドだと思う。UKのシンガーソングライターGabrielle Aplinと仲が良く、よくコラボ映像を見かける。以下は「If You Don't Believe」。
主な作品
アルバム
- Singing For Strangers
EP
- Battles
- Cinematic Lifestyle
- Osea
シングル
- Battles
- Chasing Rubies
- Weapons
- World Without You